大葉しらすの
ピリ辛冷やしそうめん

しらすとちりめんじゃこの違いは？

しらすとはカタクチイワシなどの魚の仔稚魚の総称です。しらすという魚がいるわけではないんですね。

スーパーなどで見かけるしらすはさらに名前が色々あります。しらす干し、釜揚げしらす、ちりめじゃこ、生しらす…。

値段も違うし、どれを買ったら良いのか悩んでしまいますよね。

これらのしらすは一体何が違うのでしょうか？

まず魚そのものはどれも同じです。違いは加工方法と水分含有量です。

生しらすを除いた他のしらす達は塩茹でされています。そして茹でた後に乾燥させるのですが、その乾燥度合いで呼び名が変わります。

しらす干し、釜揚げしらす、ちりめんじゃこの3つを比較してみましょう。

分かりやすいように水分の多いものから並べてみました。

釜揚げしらすが一番水分含有量が多く、ちりめんじゃこが一番少ないですね。しらす干しはその間のものを呼びます。

釜揚げしらすはその名の通り茹でた後は水切りしただけで乾燥させていません。そのため水分が多く食べるとしっとりしていてしらすの風味も豊かです。

その代わり痛むのも早いので買う際には注意しましょう。冷蔵庫に入れていても3日程度で鮮度が落ちて苦くなります。

それに対してちりめんじゃこは冷蔵庫で1週間ほど持ちます。すぐに食べない場合はこちらが良いでしょう。

今回のレシピでは釜揚げしらすを使っていますが、ちりめんじゃこでも大丈夫です。お好みのしらすを使ってみてください。