水っぽくない
基本のオートミールおにぎり

意外と美味しいカリフラワーライス

オートミールが今ほど流行る前には、ご飯の代わりにブロッコリーやカリフラワーを食べる置き換えダイエットが流行っていましたよね。

その頃は「どうせ美味しくないんでしょ？」と思っていたので一度も食べたことがありませんでした。

でも今回のオートミールおにぎりを作るにあたって、初めてカリフラワーライスを食べました。そして驚いたのです。

なんと、カリフラワーライスが美味しい！

食べる前のイメージではもっとモソモソして味気ないものだと思っていたのですが、実際に食べてみたらコリコリした食感と癖のない味にハマりました。

もちろん味はカリフラワーなんですが、小さくカットするだけでこんなにも食べた感じが変わるとは思いませんでした。

茹でたカリフラワーはそのまま食べても「なにか物足りない…」と思ってしまいますが、カリフラワーライスにすると塩味だけでも普通に美味しく食べられます。

「もっと早く食べておけばよかったなぁ〜」と今回作ったオートミールおにぎりを食べながらしみじみと感じていました。

ちなみにこの「お米のかわりに食べるカリフラワー」はイオンで売っている冷凍のカリフラワーライスです。300g入りが税抜248円で冷凍野菜のコーナーに売っていました。

最初から細かくカットしてあるので、袋から出してレンジするだけで食べられるのは嬉しいですよね。

コスパ重視なら業務スーパーの冷凍カリフラワー

毎日食べるものだから少しでも安く抑えたい！という方は業務スーパーの冷凍カリフラワーがおすすめです。

「ベルギー直輸入カリフラワー」はベルギー産の冷凍カリフラワーが500g入っていて税抜138円で売っています。

業務スーパーの冷凍野菜はほとんどが中国産ですが、一部の野菜はベルギー産やオランダ産のものも売っています。

カリフラワーも同様に中国産のものが売っていたと思います。でも味は断然ベルギー産の方が美味しいのでこちらがおすすめです。

様々な情勢の影響からなのか、最近はあまりベルギー産の冷凍野菜を見かけない気がします。もし売っているのを見かけたら是非買っておきましょう。

他にベルギー産の冷凍野菜でおすすめなのは「カットいんげん」です。

私は朝ごはんのおかずにいつも食べていました。凍ったままフライパンで焼いて味塩こしょうを振るだけで美味しいおかずになっちゃうんです。

でもこのベルギー産カットいんげんも最近は売っているのを見かけなくなりました。

早く日本の情勢が回復して色んな輸入食材がまた売られるようになるといいですね。

カリフラワーはオートミールよりも低GI

オートミールの影に隠れて意外と見落とされがちなカリフラワーですが、ダイエット食材としてはとても優れています。

まずGI値をオートミールと比較してみましょう。

	GI値
オートミール	55
カリフラワー	26

GI値とは「食後の血糖値の上がりやすさ」を表します。

数値が大きいほど食後の血糖値が上がりやすく、血糖値が上がりすぎるとインシュリンが過剰に分泌されます。その結果、肥満や糖尿病を発症するリスクが高まります。

上の表を見ると一目瞭然ですね。カリフラワーはオートミールのおよそ半分のGI値しかありません。それだけ血糖値が上がりにくい食材、つまり太りにくい食材ということになります。

さらにカロリーと糖質についても比較してみましょう。

	カロリー (kcal)	糖質 (g)
オートミール	350	59.7
カリフラワー	26	1.9

もはや桁が違います。カロリー・糖質のどちらにおいてもカリフラワーの方が優れていますね。

ただし、この結果はある意味当然とも言えます。

というのも、オートミールは燕麦(えんばく)という名前のイネ科カラスムギ属の穀類であるのに対して、カリフラワーはアブラナ科アブラナ属の野菜です。

穀類と野菜類では含まれる栄養素も大きく違うので単純比較をするのはやや難しかったかもしれません。

それでもオートミールもカリフラワーもダイエットに向いている優れた食材ということは変わりありません。

そしてカリフラワーはオートミールに負けないくらい優秀なダイエット食材ということが、今回の比較でお伝えできたのではないでしょうか。

つまり、「カリフラワーならガッツリ食べても太らない！」

これです。