お好み焼き風に焼いたベーコンチーズ入りのいももち。カリッと焼いたベーコンの食感が良いアクセント。濃い目の味付けもいももちとよく合います♪
いももちには色んなアレンジがありますが、この食べ方は別格です。
ひとくち食べて確信しました。この食べ方は本当にやばいです。ビールが止まりません。私はお酒弱いのに…。
調理時間: 20分
材料
(2人分)
糖質: 31.2g (1人分)
じゃがいも
2個 (300g)
片栗粉
30g (じゃがいもの10%)
塩
少々
胡椒
少々
ベーコン
2枚 (40g)
とろけるチーズ
(シュレッド)
20g (スライスなら1枚)
トッピング
お好みソース
適量
マヨネーズ
適量
かつお節
適量
青のり
適量
作り方
1
今回使う新じゃがは約300gです。
じゃがいもの量の10%の片栗粉を入れるので、じゃがいもの重さは量っておいてください。
この場合入れる片栗粉は30gになります。
2
流水に当てながら、タワシかアルミホイルで新じゃがの皮を軽く削り落とします。
3
皮を削り落とすとこんな感じです。
皮の食感が気になる方は包丁などで綺麗に剥いてください。新じゃがの皮でも少しシャリシャリした食感が残ります。
4
縦半分に切ってから5mmくらいの幅でスライスします。
後で潰すので切り方は大体でOKですが、厚く切るとレンジで火が通りにくくなります。
5
耐熱皿に入れて水洗いしたら軽く水気を切ります。ラップをして700Wで5〜6分レンジします。
爪楊枝がすっと通って硬いところが無くなればOKです。
6
じゃがいもをレンジしている間に、ベーコンを半分に切って一旦横においておきます。
ハーフベーコンならそのままでOKです。
7
レンジしたじゃがいもをボウルに移してマッシャーやフォークなどで潰します。フォークでも結構潰せますよ♪
じゃがいもに芯が残っていたら追加でレンジしてください。芯があると潰すのがかなり大変になります。
8
大体潰せたら片栗粉を入れます。入れる量はじゃがいもの10%なので今回は30g入れます。塩と胡椒も一緒に入れます。
9
ここからはスパチュラに持ち替えて、片栗粉の粉っぽさが無くなるまで混ぜます。
我が家で使ってるのはSNSでも話題の山崎実業のTowerスパチュラです。
作りがとてもしっかりしているので、マッシュポテトのような重たいものでもしっかり混ぜることができます。
この使いやすさは100均の製品では真似できないなぁと使ってみて実感しました。
10
粉っぽさが無くなったらとろけるチーズも入れて軽く混ぜます。
これは我が家で常備してる業務スーパーのモッツァレラチーズです。
とろけるチーズはよく使うので、なるべく安くて美味しいものを探していたらこのモッツァレラチーズにたどり着きました。
焼いたときの伸びがとっても良いんです♪
11
チーズも混ぜたらフライパンにサラダ油を大さじ1くらい入れてベーコンを中火で焼きます。
ベーコンは写真のように並べて焼いてください。
12
ベーコンを焼きながら、混ぜたじゃがいもを1cmくらいの厚さに伸ばして丸く形を整えます。
伸ばしたらベーコンの上に乗せて焼きます。ベーコンといももちがくっつくようにフライ返しで軽く全体を押しておきます。
13
ベーコンといももちに焦げ目がついたら裏返します。
ベーコンが剥がれないように注意しながら裏返してください。
14
裏返したら蓋をして3分焼きます。
中央は火の通りが少し悪いので蓋をして蒸し焼きにしています。
15
蓋を外して裏面も焦げ目がついたらお皿に移します。
お好みソース、マヨネーズ、かつお節、青のりでお好みのトッピングをします。
いももちは味が薄めなのでしっかり味付けが美味しいです。
16
お好みのトッピングが出来たら完成です♪
私はかつお節たっぷりが大好きなのでマヨネーズとお好みソースが見えなくなるまで乗せました!
普段あまりお酒は飲まないのですが、このお好み焼きはビールとの相性が最高です。あっという間に1枚食べちゃいました♪
コツ・ポイント
- チーズは後から混ぜる
- 焼く時に上から押さえる
片栗粉を混ぜてからチーズを入れないと片栗粉と混ざってしまいます。混ぜる順番が大事です。
いももちを上から押さえるとベーコンとくっついてくれます。ひっくり返した時に剥がれないように軽く押さえてあげましょう。
じゃがいもで作るのは北海道のいももち
あまり知らない方もいるかと思いますが、「いももち」とは北海道、和歌山県、岐阜県などで食べられている郷土料理です。
「いももち」にはいくつか種類があり、材料や製法がそれぞれの地域ごとに異なります。
今回作るのはじゃがいもを使った北海道の「いももち」です。道民ならきっと食べたことがあるはず。素朴で懐かしい味の「いももち」です。
北海道の「いももち」は茹でたじゃがいもを潰して片栗粉を混ぜたものを焼いて、砂糖醤油などで甘辛く味付けしたものを言います。
今回作るのもこの「いももち」がベースです。
和歌山県ではさつまいもを使う
和歌山県の「いももち」はさつまいもを使って作ります。中には餡が入っていて、表面にはきな粉がまぶしてあります。
これはまるで和菓子のようですね。今回作る「いももち」とはだいぶ違います。
岐阜県は里芋を使う
岐阜県ではうるち米と一緒に炊いた里芋を使います。炊きあがったうるち米と里芋を潰して混ぜて生姜醤油で味付けして焼きます。
こちらは里芋が入ったお餅といった感じですね。他の2つともまた違います。
いももちの歴史
「いももち」の発祥は、もち米の生産技術が未熟な頃にもち米の代わりに身近にあったじゃがいもを使って作ったのが始まりと言われています。
開拓時代の貴重なエネルギー源として重宝され、その後庶民の手軽な料理として広がっていったそうです。私も子供の頃、おばあちゃんの家に行くとよく食べていました。
今では様々な場所で「いももち」を見かけるようになりました。
高速道路のサービスエリアで販売していたり、スーパーで「冷凍いももち」が売っていたり、居酒屋メニューとして人気だったりと、幅広い年齢そうに受け入れられています。
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著者プロフィール
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毎日の料理とプランターガーデニングを楽しむ人。
好きな映画は「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」。
最近は「腹ぺこフィルのグルメ旅」にハマっている。
ほんとは猫を飼いたい。
カレーヌードルに入ってるじゃがいもが大好物。
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